労働保険
民商の事務組合で 個人事業主も労働保険
「労働保険」とは
「労働保険」とは、「労働者災害補償保険」(以下「労災保険」といいます)と「雇用保険」の二つの保険制度のことをいいます。対象になる人は、どちらも原則として「労働基準法」に規定されている「労働者」です。ただし例外として労災保険では、「特別加入」制度が設けられ、法人の代表取締役、役員、個人事業主などの使用者も要件が合えば、労災保険の適用を受けることができます。
その要件の一つが民商などの「労働保険事務組合」に労働保険の事務を委託していることです。個別に手続きをしている一般の事業所では取り扱いができません。都内のある民商では、あらためて「事業主も加入できる特別加入」をチラシで宣伝したところ、すぐに3件の新規委託と会員拡大につながりました。個人事業主にとっても魅力的な制度です。